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子宮頸がんリスク検査のご案内

自宅で簡単子宮頚がんリスク検査PAPIQSS(パピックス) ご自身の子宮頸がんリスクが自宅で簡単に調べられます。 自宅で子宮頸がんHPV検査 子宮頸がんは、主に”発がん性HPV:ヒトパピローマウィルス”とよばれるウィルスが子宮頸部に持続感染することで発症します。この検査は専用の検査キットを使ってご自身で細胞を採取し、”発がん性HPV”に感染していないかどうかを調べることで精密検査を受けた方がよい人を選び出すための検査です。

*パピックスは、一部のツルハドラッグ調剤併設店、ツルハグループe-shop本店にてお取り扱いしております。
お取扱い店はこちら(https://papiqss.jp/)よりご確認下さい。

子宮頸がん検診の「推奨グレード」が改定されました!

国立がん研究センターが2020年7月に公表した「子宮頸がん検診ガイドライン」最新版で、HPV検査の推奨グレードが細胞診検査と並んで最も高い「A」に改定されました。

検査方法 細胞診検査~改定前の推奨グレード:B→改定後の推奨グレード:A HPV検査~改定前の推奨グレード:I→改定後の推奨グレード:A

「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン更新版」より抜粋し作成

※「推奨グレード」について
改定前と改定後で推奨グレードの定義が変更されました。
<改定前>
・「B」は「推奨する」、「I」は「推奨しない」を意味します。
<最新版>
・グレード「B」は廃止され、「A」のみが「検診としての実施を推奨する」を意味するグレードとされました。
・「I」は「検診による利益があると判断できる証拠が不十分」を意味します。

今なぜ「HPV検査」なのでしょうか?

~子宮頚がんの主な検査方法には「細胞診」と「HPV検査」の2種類があります。

検出感度と特異度は「子宮頸がん検診リコメンデーションとHPVワクチンの普及に向けて」2013年 日本産婦人科医会発行 より引用

①海外の検診では「細胞診」から「HPV検査」へのシフトが進んでいます。
②日本でもHPV検査の更なる普及が望まれています。
③自己採取HPV検査でも医師が行うHPV検査と同等の精度が得られることが近年の研究の結果明らかになりました。
④海外では政府の検診プログラムとして自己採取HPV検査を正式に採用する国も出てきています。

「自己採取HPV検査」とは?

※自己採取HPV検査で医師採取のHPV検査と同等の精度を得るには、適切な機器及びプロトコルを用い、適切な検査機関で検査を実施する必要があります。

受診者にご自分で検体を採取して頂きます。

・ご自宅などで検査が可能です。
・ご自身の都合で検査できます。
・検体提出はポスト投函でOKです。
・結果報告はWEBで行います。

細胞採取キット (ホームスミアセットプラス)

スマホで申し込み手続きをしてください。

採取した細胞を専用封筒に入れてポストに投函してください。

約2週間ほどで検査完了のメールがスマホに届きます。※ご自宅に紙の検査結果は届きません。

検査実施機関

ジェネティックラボ 病理解析センター
TEL: 011-644-7333 e-mail: selfhpv@gene-lab.com
〒060-0009 北海道札幌市中央区北9条西15丁目28番地196札幌ITフロントビル3F

【ジェネティックラボについて】

常勤の病理医を複数名擁し、病理診断技術と分子生物学関連技術を駆使したサービスを展開。
当検査は世界的な臨床検査室基準であるCAP:College of American Pathologists(米国病理学会)認定をクリアした高品質なラボで実施します。

子宮頸がんは、発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が主な原因で発症します。『PAPI‘QSS:パピックス』とは、細胞採取キットを用いて、ご自分で採取した子宮頸部の細胞を郵便で送付し、HPVに感染していないかどうかをWEBでチェックできる検査サービスです。お申込み、検査結果の確認は、スマホやパソコンで行います。

採取器具:ホームスミアセットプラス

パピックス(検査受検セット)

【必ずご確認ください】

『細胞採取器具「ホームスミアセットプラス」』『HPV検査受検セット「パピックス 子宮頚がんリスク検査料」』両方の購入が必要です。
※妊娠中の方は使用しないでください。

本検査は、本来おこなわれる子宮頚がん検診とは異なりますが、将来の子宮頚がんになる可能性を簡便な方法で知ることができます。

店頭ご購入後の流れ

検査はとてもカンタンです!

検査キットの説明にしたがってご自身で子宮頸部の細胞を採取してください。

スマホで申し込み手続きをしてください。※お申し込みにはスマートフォンが必要です。

採取した細胞を専用封筒に入れてポストに投函してください。

約2週間ほどで検査完了のメールがスマホに届きます。※ご自宅に紙の検査結果は届きません。

検査結果について

HPVに感染していなければ "陰性(-)"
HPVに感染していれば "陽性(+)" となります。

検査結果見本

結果判定と結果コメント一覧

16型、18型、その他ハイリスク型 すべて陰性(-)だった

今回の検査では、ハイリスク型のHPVは、検出されませんでした。
※現時点では子宮頸がんになるリスクは低いですが、不正出血などの気になる所見が見られた場合は婦人科医療機関で医師にご相談ください。

その他ハイリスク型のみ 陽性(+)だった

ハイリスク型のHPVが検出されました。かならずしも子宮頸がんに進行するわけではありませんが、各保健センターまたは婦人科医療機関にご相談ください。

16型、18型のいずれか、または すべて陽性(+)だった

ハイリスク型のHPVが検出されました。かならずしも子宮頸がんに進行するわけではありませんが、なるべく早く、各保健センターまたは婦人科医療機関にご相談ください。

検査結果が(判定不能)だった

細胞量の不足、もしくは血液・薬剤など測定を阻害する物質の混入のため、今回は測定ができませんでした。

HPV検査で陽性と診断されたら?

HPV検査が「陽性」であっても、将来子宮頸がんになる危険度をチェックする検査ですから、イコール子宮頸がんということではありません。ウイルスはほとんどの場合、免疫力によってからだの外に排除し消失されますが、そのまま持続感染してしまえばがんに進行してしまいますので、陽性と出た方は医師による細胞診検査を受けることをおすすめします。また、自己採取HPV検査で異常がなくても、おりものの異常や不正出血など気になる症状があれば、必ず医師にご相談ください。

ご使用方法、その他気になることがあればスタッフにお問合せ下さい。