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薬剤師おすすめ栄養素
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葉酸
葉酸とは
葉酸は、天然に存在するビタミン群の一種です。私たちは日常的に食事から葉酸を摂取しています。
レバー、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス等に多く含まれます。
成人の一日の推奨量*は240μg、妊婦は480μg、授乳婦は340μgです。
*推奨量:ほとんどの人(97~98%)が1日の必要量を満たすと推定される量。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015 年版)より。
葉酸が含まれる食材
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レバー
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ほうれん草
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アスパラガス
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ブロッコリー
葉酸のはたらき
葉酸は、DNAと他の遺伝学的物質を合成するために必要不可欠です。体内の細胞分裂のために必要で、胎児の正常な発育に役立ちます。ビタミンB12とともに赤血球を作るはたらきがあります。
こんな方におすすめ
- 妊娠の可能性がある女性・妊婦・授乳婦
- 緑黄色野菜が苦手な方
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ビタミンやミネラルは、たんばく質・糖質・脂質の三大栄養素を十分働かせるために欠かせない栄養素です。健康を維持するために、毎日の食事からバランスよく摂取することが大切です。十分にビタミンやミネラルが取れていないと感じる時は、サプリメントで補うことができます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
ビタミンD
ビタミンDとは
ビタミンDは、サケ、マグロ、サバ等の油の多い魚や、牛のレバー、チーズ、卵黄、キノコなどに含まれます。私たちはこれらの食品から摂取する他、日光を浴びることにより体内でビタミンDを生成しています。脂溶性ビタミンに分類され、サプリメントなどから大量に摂取すると身体に悪影響を及ぼすため注意が必要です。 成人の1日の目安量*1は5.5μg、1日の耐用上限量*2は100μgです。
*1 目安量:不足状態を示す人がほとんどいない摂取量。推定平均必要量・推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に設定される。
*2 耐用上限量:過剰摂取による健康障害を起こすことのない最大限の量。
*1*2 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015 年版)より。
ビタミンDが含まれる食材
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マグロ
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チーズ
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きのこ
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牛レバー
ビタミンDのはたらき
ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDとなり作用を発揮します。食料品やサプリメントからのカルシウムやリンの吸収を助け、強い骨や歯を維持するのに役立ちます。その他にも、免疫機能の働きや筋肉の正常な動作に役立ちます。
こんな方におすすめ
- 高齢者
- カルシウムを効率よく摂取したい
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ビタミンやミネラルは、たんばく質・糖質・脂質の三大栄養素を十分働かせるために欠かせない栄養素です。健康を維持するために、毎日の食事からバランスよく摂取することが大切です。十分にビタミンやミネラルが取れていないと感じる時は、サプリメントで補うことができます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
中鎖脂肪酸
中鎖脂肪酸とは
中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツ、母乳や牛乳などに含まれる、天然成分です。一般的な油に含まれる脂肪酸は分子が長いことから「長鎖脂肪酸」と呼ばれ、その約半分の長さをもつ脂肪酸は「中鎖脂肪酸」と呼ばれます。この「中鎖脂肪酸」が100%の油のことを「MCT」といいます。
中鎖脂肪酸が含まれる食材
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中鎖脂肪酸のはたらき
中鎖脂肪酸は、一般的な油に比べて4倍以上の速さで分解されます。短時間でエネルギーになり、脂肪として蓄積されにくいという特長を持ちます。脳はブドウ糖を主なエネルギー源にしていますが、「ケトン体」という物質も代替エネルギー源として使うことができます。中鎖脂肪酸にはケトン体に変わりやすい性質があり、 脳にエネルギーを補給することで、認知機能の働きを助ける可能性が期待されています。
こんな方におすすめ
- 高齢者
- スポーツをする方
- 食が細い方
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中鎖脂肪酸が100%のMCTは、医療機関で手術後の患者や腎臓病患者、高齢者の栄養補給、スポーツ時のエネルギー補給など様々な場面で使われています。食事や飲みものに混ぜて簡単に摂取できるパウダーやオイル、すばやく摂取できるゼリーなど、用途に合わせて選べます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
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日清MCTサプリメントゼリー(15g×14本) ※調剤薬局ツルハドラッグで取り寄せ可能です。店頭にてご相談ください。
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日清MCTパウダー 250g ※調剤薬局ツルハドラッグで取り寄せ可能です。店頭にてご相談ください。
亜鉛
亜鉛とは
亜鉛は体の中に約2gあり、全身の細胞内に存在しています。亜鉛は肉類や魚介類、海藻類に含まれ、牡蠣やうなぎに特に多く含まれています。1日の推奨量*は成人男性が10mg、成人女性が8mgです。
*推奨量:ほとんどの人(97~98%)が1日の必要量を満たすと推定される量。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015 年版)より。
亜鉛が含まれる食材
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肉類
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海藻類
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牡蠣
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うなぎ
亜鉛のはたらき
亜鉛は全身の細胞に存在し、免疫システムが侵入してきた細菌 やウイルスを防御するのに役立ちます。たんぱく質およびDNAを合成するためにも、亜鉛が必要となります。亜鉛は正常な味覚や嗅覚を保ち、皮膚の健康を維持するのに役立ちます。
こんな方におすすめ
- 疲れている方
おすすめの関連商品
ビタミンやミネラルは、たんばく質・糖質・脂質の三大栄養素を十分働かせるために欠かせない栄養素です。健康を維持するために、毎日の食事からバランスよく摂取することが大切です。十分にビタミンやミネラルが取れていないと感じる時は、サプリメントで補うことができます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
EPA・DHA
EPA・DHAとは
EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれる、n-3脂肪酸の一種です。EPAやDHAは体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」であり、食事から摂取する必要があります。 目標量*として、成人ではEPAおよびDHAを1日1g以上摂取する事が望ましいとされています。
*目標量:生活習慣病の一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。
EPA・DHAが含まれる食材
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サンマ
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サバ
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カツオ
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マグロ
EPA・DHAのはたらき
EPAおよびDHAは血液や血管の健康維持に関わっています。DHAは脳や網膜などに豊富に含まれる成分であり、脳や神経組織の発育や機能の維持に関わっています。
こんな方におすすめ
- 青魚が苦手な方
- 検診結果が気になる方
おすすめの関連商品
EPAやDHAは体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」であり、健康維持のためには重要な成分です。毎日の食事からバランスよく摂取することが大切ですが、十分に取れていないと感じる時はサプリメントで補うことができます。
またEPA・DHAは中性脂肪が高めの方へ向けた機能性表示食品や中性脂肪の減少を目的とした第一類医薬品として販売されているものもあります。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
*第一類医薬品は薬剤師がいる薬局・ドラッグストアにて取り扱いをしております。薬剤師にご相談ください。
食物繊維
食物繊維とは
食物繊維は人の消化酵素では消化できない成分です。水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維の2種類に分けられます。食物繊維は五大栄養素(たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル)に次ぐ第六の栄養素として、健康維持のためには欠かせない栄養素です。
1日の目標量*は、成人男性が20g以上、成人女性が18g以上です。
*目標量:生活習慣病の一次予防のために当面の目標とすべき摂取量。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015 年版)より。
食物繊維が含まれる食材
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穀物
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野菜・果物
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きのこ
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豆類
食物繊維のはたらき
食物繊維は大腸に存在するビフィズス菌などの善玉菌のエサになり、腸内環境を整えます。野菜や豆類などに多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の体積を増やし、スムーズな排便に役立ちます。昆布や麦類に多く含まれる水溶性食物繊維はブドウ糖や脂肪の吸収を遅らせ、食べ過ぎを抑えます。
こんな方におすすめ
- お通じが気になる方
- 野菜が苦手な方
- 脂肪の多い食生活の方
おすすめの関連商品
食物繊維は五大栄養素(たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル)に次ぐ第六の栄養素として、健康維持のためには欠かせない栄養素です。食物繊維の働きを十分に発揮させるためには、水溶性・不溶性の食物繊維を様々な食品からバランスよく摂取することが大切です。十分に取れていないと感じる時は、サプリメントで補うことができます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。
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小林製薬 イージーファイバー(30パック) ※調剤薬局ツルハドラッグで取り寄せ可能です。店頭にてご相談ください。
エクオール
エクオールとは
エクオールは、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインが腸内細菌によって代謝されてつくりだされる成分です。日本人の約2人に1人は、大豆イソフラボンからエクオールを生成できないことが分かっています。エクオールをつくれるかそうでないかは、市販のキットで検査することができます。 エクオールの一日の摂取目安量は10mgです。
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エクオールのはたらき
大豆イソフラボンやその活性代謝物エクオールは、ヒトの女性ホルモンのエストロゲンに類似した構造を持ち、エストロゲンに似た作用を生じることが知られています。 エストロゲンは、自律神経の安定化や骨の形成、月経周期の調節などの重要な働きを担っています。
こんな方におすすめ
- 更年期の方
- エクオールが産生できない方
- 女性ホルモンの働きを補助したい方
おすすめの関連商品
エクオールをつくれるかそうでないかは、市販の検査キット「ソイチェック」で検査することができます。エクオールを作れる方もそうでない方も、エクオール含有の健康食品を摂取することで補うことができます。
*1日の摂取目安量を守って正しくお使いください。